-
ストレスとのつき合い方2019.04.08
こんにちは。カウンセラーの伊藤です。 桜が満開になり、街並みの景色も明るくなってきましたね。 4月は新しい出会いが多い季節かと思います。新しい人、新しい講義、新しい研究室… 新しい出会いはドキドキワクワクもありますが、 一方でその新しさに慣れるまでは体や心に疲れが出やすい時期です。 ストレスに関する研究では、こういった環境の変化も、ストレスの1つになることが言われています。
-
東大生の生活をちょっと豊かにするリンク集2019.03.05
東大生の生活をちょっと豊かにするリンク集 こんにちは。カウンセラーの藤原です。 まもなく始まる新しい年度を前に、どんなふうに過ごしていらっしゃいますか。 部活やアルバイトに専念している人もいれば、不安を抱えつつ就活にいそしんでいる人もいると思います。あるいはひとときの休息を取って新しい年度に備えるための充電期間を過ごしている人もいるでしょうか。 「特に何もしてないなぁ…毎日昼頃に起きてネットとゲームしてたら一日が終わってしまう…」という人もいるでしょう。
-
ムンクと影2019.01.30
こんにちは。カウンセラーの大塚です。 平成最後の年、みなさんはどんな幕開けとなりましたか。 私は「せっかくならディープな年明けにしてみるか~」と思い立ち、『ムンク展』に行ってきました。 見ているだけでちょっと具合が悪くなりそうな印象のあるムンク。ネクラな私は結構好きで画集を持っていたり、授業の素材に使ったりしています。ですのでかねてから一度は実物を見たい!と思っていたのです。 時は正月3が日。さすがに年明けムンクは空いているだろうと思っていたら大間違いで、まさかの1時間待ちの大にぎわい…。(うーむ、なかなか皆さんもネクラじゃないか〜笑)と勝手な連帯感を抱きながら意を決して突入してきました。
-
自分自身をケアする期間2018.12.12
こんにちは。カウンセラーの榎本です。 カウンセリング中などに,学生の皆さんと話しをしていて,学会の話題が出ると, 「何学会?」「どんな研究領域?」と尋ね教えてもらうのが好きです。 内容をうかがっては「へ~!」「ほ~!」とただただ感心しているだけなのですが。
-
ポモドーロ・テクニック2018.11.06
こんにちは。カウンセラーの高野です。 これからの時期,卒論・修論の追い込みや,期末テストに向けた勉強で集中して取り組みたいというシチュエーションが増えるかもしれません。私は,気が散ってしまうか,集中し過ぎてしまうかで,注意力のコントロールが苦手なタイプです。仕事を効率よくこなしたいと思ったときに,いかに集中して取り組めるかは大事なファクターになりますが,なかなか思うようにいきません。
-
頭の体操 ~ものごとをどう捉えるか~2018.09.04
こんにちは。カウンセラーの伊藤です。 最近になって、やっと暑さが和らいできましたね。 今年の夏は酷暑に台風にと、例年以上に驚くようなことの多い夏だったかと思いますが、 皆さんはどんな夏を過ごしたでしょうか。 私は、1つ衝撃的な体験をしました。
-
読書の思い出2018.08.07
こんにちは、カウンセラーの藤原です。 最近、親戚の集まりで小学5年生の女の子に初めて会う機会がありました。最初こそ私のことを警戒しながら遠巻きに見ていた彼女でしたが、私が「東京から来た人」だと知るや興味を惹かれたのか、出会って2日目にはあれこれと質問攻めに合うほどに距離が縮まりました。 あるとき、彼女から夏休みの宿題について愚痴混じりの相談をされました。「読書感想文なんて一人しか賞状もらえないしつまんない」のだそうです(同感です)。その話の流れで、「小学生のとき何読んでた?」と尋ねられました。私は小学5年生向けの本をなんとか思い出そうとしばらく頭を捻ったあげく、「ミヒャエル・エンデのモモ」と答えました。彼女はその書名を知らなかったようで、「量多い?長いと読みきれないし」とブツブツ言っていました。自分が小学生のときに何を読んでいたかあまり思い出せなかったことを少し心残りに感じながら、その後もしばらく本について考えていました。
-
拍手の同期2018.07.11
カウンセラーの大塚です。この頃はあまり時間が取れずに行けていませんが、音楽や劇など、ライブに行くことが結構好きです。プロのアーティストが発する生の音や息遣い、その時その場だけの表現に触れると、他では得がたい感動やエネルギーをもらいます。 そういった感動的なライブでは、多くの場合である現象が起こります。それは、主にライブの最後に観客が発する拍手が調子を揃えて同期(シンクロ)していくという現象です。最初は各自が思い思いにしていた拍手が、誰が指揮している訳でもないのに勝手に調子が揃っていき、やがて一体化していきます。その時の自分はアドレナリン分泌しまくりの興奮の絶頂にいるので、「オー!」とか「イェーィ!」としか感じていませんが、よくよく考えてみると不思議なものです。学校で先生が「前へならえ!」と号令をかけたとしても子ども達の行動がきれいに揃うのは至難の技ですし、講演会や学会などで発表の後に送られる拍手が揃うということは見た試しがありません。ところが、心動かされるライブでは何千、何万の人の拍手が勝手に揃っていくのです。
-
集中対策2018.06.07
こんにちは。カウンセラーの榎本です。本郷キャンパスに出勤するとき、私は本郷三丁目駅を使っているのですが、この季節、本郷通り赤門までの歩道脇で色とりどりの紫陽花を楽しめます。眼福です。 さて、最近私は(なけなしの)集中力をいかに維持するか、あれこれ工夫しています。今凝っているのは「雨の音」を聴きながら仕事をすること。「雨の音」好きなんです。特にどしゃ降り時の激しい音や雷の鳴る音など妙に落ち着きます。検索してみたところ「雨の音」が1時間程度連続で録音されているアプリがありました。少し音量を上げてイヤフォンで聴いていると、気が散らず頭の中がクリアになるような気がして仕事も捗ります。
-
マインドフルに歩いてみる2018.05.03
こんにちは。カウンセラーの高野です。藤原先生はゼルダにハマっているようですが,私の昨年のベストゲームは「Nier:Automata」でした。爽快なアクション,想定外のストーリー展開,そして,極上のBGMがたまらない作品でした。 それはさておき,新緑が鮮やかで,暑くもなく寒くもなく,外を歩くのが心地良い季節になってきました。ところで,皆さんは普段歩いている時に何をしていますか?
-
オープンワールドゲームと新年度のお話2018.04.02
こんにちは。カウンセラーの藤原です。遅ればせながら「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(以下ゼルダ)」をやってます。 ゼルダは、「オープンワールドゲーム」です。多くのゲームにはシナリオがあって、特定の敵を倒さないと転職出来なかったり、特定の人と話さないとボス戦に進めなかったりします。しかしゼルダの場合、最初のチュートリアル的なステージをクリアすればいきなりボス戦に進むこともできます。そもそも敵と戦わずに姫との思い出の地巡りをして写真撮影に勤しんでもいいですし、いろいろな素材を集めて料理レシピを探求することもできます。一応チャレンジすべき敵はいますが、倒しても倒さなくても構いません。広いフィールドで自分の好きなことができるゲームなのです。…これって現実の世界と似ていませんか。何をするにも自由、大きなチャレンジをするのも、手近なところで楽しむのも、自分の選択次第です。
-
神話的時間(もしくは現実逃避)2018.02.28
1週間の仕事を終えて、ほっと一息。ビールを一口。ふーっ。 ふと、鶴見俊輔さんの『神話的時間』という本を思い出しました。人は皆だれでも、生まれてしばらくは物理的・現実的な時間ではなく、神様も仏様も悪魔も鬼もいれば、過去も未来も現在も自由に行き来できるような、まさに神話の世界のような時間の中で生きている、と言います。