ストレスとのつき合い方

2019.04.08

こんにちは。カウンセラーの伊藤です。
桜が満開になり、街並みの景色も明るくなってきましたね。

4月は新しい出会いが多い季節かと思います。新しい人、新しい講義、新しい研究室…
新しい出会いはドキドキワクワクもありますが、
一方でその新しさに慣れるまでは体や心に疲れが出やすい時期です。
ストレスに関する研究では、こういった環境の変化も、ストレスの1つになることが言われています。

ストレスとのつき合い方・解消法は、色んな方法があります。
ゆっくり腹式呼吸で深呼吸してみたり、自分の好きなお茶を淹れてみたり、15分くらい昼寝してみたり。
あるいは好きな漫画や本・音楽・絵にふれたり、体を動かしてみたり、気のおけない人と話すこともその1つかもしれません。
また実際に何かの活動を行うだけではなく、考え方へのアプローチもその1つです。
(→アプローチ法に関するコラムはこちら:①考えと距離をとる②考えの選択肢を増やす

じゃあ、自分にとってストレスにきくのはどんなことなのか?
それを見つけるためには、まず何か試してみることです。そしてその結果を観察する。
まさに研究と同じ方法です。

例えば、過去の私の観察記録を抜粋するとこんな感じです。
・水を飲む
→自分を労わってる感じ。明日の自分のためにやってる感じ。
・鞄の整理
→ちょっと気持ちがスッキリ
・お気に入りのご飯屋さんに行く
→健康的でおいしいご飯はほっこりする。店員さんと話して少し癒される。
・携帯でなく、研究関連の文献を読む
→少し生産的なことに取り組めている嬉しさ。
・先生に研究相談のためのアポイントメール
→ドキドキしたけど、プチ達成感。
・先輩に相談
→モヤモヤを共有できて気持ちが楽になる。次の方向性も見えて、少しやる気。
・漫画を読む
→内容によって変わる。あとやることやっていないと罪悪感とモヤモヤ。

こういう感じです。すごくささいな事でも、意識的に実行して観察してみると、意外な発見があるかもしれません。
もし試す中で困ったことがあれば、学生相談所も利用してください。
皆さんにとって、実りある出会いの季節となりますように。