コミュニケーション・サポートルーム

コミュニケーションに苦手感を持っている人の中に、発達障害やその傾向のある人がいます。

発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠如多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの(発達障害者支援法による定義)です。

知的に目立った遅れがない発達障害が大学生の中にも見られます。
とくに、その代表的なものが、自閉スペクトラム症(ASD:Autistic Spectrum Disorder)や注意欠如多動症(ADHD:Attention Deficit Hyperactivity Disorder)です。これらは、その人がわざとそうしているわけでも、何らかの努力を怠っているわけでもなく、生まれつきの特性である場合が少なくありません。

自閉スペクトラム症:
仲間関係が苦手、他者の感情や思考の理解が苦手、興味や関心事を周囲と共有しにくい、などの特徴があります。
注意欠如多動症:
多動、不注意、衝動性が特徴です。
青年期から成人期では、整理整頓が苦手だったり、忘れ物が多かったり、不注意に関係する特質が目立ちます。

これらの両方の特性を併せ持つことも少なくありません。

具体的に学生生活で起こりやすい出来事は、友人、研究室のメンバー、教員との関係がうまくいかない、レポートや論文が書けずにいつも提出期限に間に合わないなどです。

  • *コミュニケーション・サポートルームは、発達障害という診断をつけることを目的としているわけではなく、その傾向やその特徴を本人や周りの人が知ることで、学生生活や進路決定等を含め、より生きやすくすることを目的としています。
  • *コミュニケーション・サポートルームは、相談機関です。医療機関ではありません。