変化とのつき合い方

2022.09.27

こんにちは。カウンセラーの伊藤です。
まだ時折暑い日がありつつも、少しずつ涼しく気持ちの良い気候になってきましたね。

いよいよ、新学期。
学期に限らず、何かの節目のタイミングでは、
「よし、やるぞ!」というやる気の気持ちもあれば、
「始まってしまうのか…」という何だか不安・憂鬱な気持ちも出てきているかもしれません。

私たちにとって、「変化」というのは、
良いことも悪いことも一定のストレスになることが言われています。
季節の変わり目という意味でも、1日・1週間のスケジュールが変わるという意味でも、
多少なりとも、心身に負荷がかかりやすい時期といえます。

そういった時期には、可能な範囲で、
【自分の中の過ごし方の目標をあえて下げる】、というのも1つの対処法です。

たとえば、まずは登校生活に体を慣らすために、
「とりあえず対面授業の時だけ、大学に体をもっていけばOK」
「まずはコアタイムだけ研究室に行けばOK」というのも候補になるかもしれません。

また、過ごしている環境や忙しさの関係で、「そんなのできない」という方の場合には、
【自分の心身の健康のために、譲らないことを設定する】ことを大事にできると良いかもしれません。

たとえば、作業のパフォーマンスを上げるために、
あえて下記のような休憩時間をもうけるようなイメージです。
もちろん人によって、取り入れやすい過ごし方は違うので、
もし、いいなと思うものがあれば、お試しいただけたらと思います。

「夜の決めた時間以降は作業を切り上げてフリータイムにする」
「昼休憩は必ず1時間はとる」
「一定時間ごとに休憩時間を入れる」
「疲れてきたら(作業に全然集中できなくなったら)一度散歩に出る/昼寝する/お菓子休憩をとる」

もし試そうとされた時や試す中で困ったことがあれば、学生相談所もご利用ください。
この秋の季節、皆さんにとって、少しでも実りある時間になりますように。