リラクセーション・ワークショップを終えて

2020.12.25

こんにちは、カウンセラーの伊藤と河合です。
この春からのドタバタの毎日で、相談員コラム、大分お暇をいただいておりました。
ゆっくりになるかもしれませんが、こちらでの発信も、また少しずつ再開できればと思っています。

今回は、これまでと毛色が異なり、ペアでお届けさせていただきます。
今年2回開催させていただいた、オンラインでのリラクセーションのワークショップをテーマに、
少しお話させていただければと思います。

 

*伊藤より*
私からは、ご回答いただいたアンケートから、お話していきます。
このワークショップは、1回目が4名、2回目が16名の方にご参加いただきました。
色んなご事情で参加できなかったという方からも、今後の企画の希望を寄せていただきました。ありがとうございます。
次回の企画にご希望、盛り込ませていただきます!

アンケートの中で、普段の生活の役に立ちそう、というお声を多くいただきました。
この企画の発端は、「毎日の生活を過ごしやすくする手札増やしの機会にしてほしい」という思いからだったので、
その声を聞けて、少しほっといたしました。

また、2回目のアンケートでは、身体や心の状態を意識する機会についてお伺いしたのですが、
どちらかというと、心よりも身体のことを意識する機会が少ない方が多いようでした。

忙しい時や自分に余裕がない時は、つい目の前のことに目がいきがちで、
自分の身体や心がどんな感じか、見つめる機会って、中々ないように思います。

PC作業でふと集中が途切れた時、肩や首に意識を向けてみて、数回肩を回してみたり、
お風呂の時、体の冷え具合に気づいたら、いつもより少し長めにあたたまってみたり、
横になった時、ちょっと腰が重いなと気づいた時は、うとうとしつつ腰を指圧してみたり…

生活のほんの1コマの中で、ちょびっと意識・気づくと、
ケアもしやすくなり、ほんの少し、過ごしやすさがアップするかもしれません。

 

*河合より*
私からは、オンラインでワークショップを行ってみた体験を少し振り返りたいと思います。

こういった情勢下でオンライン開催となりましたが、皆さんのお顔が見えない状況でのワークショップというのは、初体験でした。
参加された方の表情や反応を見ながら次の一手を繰り出すという手札が使えないことには、ある種の不自由さを感じましたが、
自分の中で新しいやり方を試行錯誤するモードが活性化されて、刺激的な体験になりました。

チャットを使って質問をいただいてそれにお答えするというやりとりはわかりやすく双方向性があって楽しい時間でもありました。
画面に並んだお名前おひとりおひとりと今の時間を共有しているんだと
こちらが思いを馳せながらワークショップを進めることができたのも、また醍醐味でした。
ご参加ありがとうございました。

 

今後も、個別のご相談だけではなく、こういったグループでの企画も行う予定です。
少しでも皆さんが日々を過ごしやすくするためのおみやげになる時間にできればと思いますので、
ご興味やお時間がありましたら、またご参加いただけたら幸いです。

最後に、この怒涛の1年ではありますが、この年末・年始の期間、皆さんにとって、ほんの少しでも、
ほっと一息つけたり、ふと笑いがこぼれたり、心地よいと感じる時間となりますように。