4月と嘘

2016.04.01

こんにちは、カウンセラーの川崎です。

4月になりました。出会いと別れの季節です。この時期は、多かれ少なかれ皆さん全員に環境の変化があって、慣れない、どこかもぞもぞするような感覚があるのではないでしょうか。いつも当然のように会えていた人がいなくなっていたりするので、寂しさを感じられている方もいるかもしれないですね。

今朝、家を出る前にニュースをみていたら「あぁ今日は入社式かぁ」と考えていることに気づいて、自身の変化に少し驚きました。数年前の私なら、4月1日は「今日はエイプリルフールかぁ」となっていたはずだからです。恐ろしい変化です。嘘をついてもいい日エイプリルフールは、小さい頃から好きで、どういう嘘をついてやろうかと1日中どきどきしていました。結局、普段はよく嘘つくにも関わらず、たいした嘘もつけずに終わっていたように記憶しています。毎年各企業が発表する嘘も面白いものが多く、今年でいえば「ゴジラ対エヴァンゲリオン」が嘘なのか本当なのか、妄想膨らませて楽しんでいます。

心理学では「嘘」とは、間違っているとわかっている情報を使って意図的に相手を誤った方向に導くことをいいます。当人が間違っている情報とわかっていない場合それは嘘にはなりません。発達的に人はだいたい3歳頃から嘘がつけるようになるといいますが、興味深いことに、最初はつける嘘に限りがあるようです。つまり、3歳頃からつける嘘は、怒られるのを防ぐときか、誰かをかばうとき、だそうです。

また、心理学実験では人間の嘘を見抜く正答率はせいぜい5割ちょっとくらいだという結果がでていて、人間は嘘を見抜くのはあまり得意ではないといわれています。カウンセラーという仕事をしているとよく「相手の心が読めるんでしょう。嘘を見抜くの得意なんでしょう」と言われることがありますが、正答率はたいして変わらないのではないでしょうか。私自身はむしろ騙されやすい部類で下手すると5割切っているかもしれません。自己弁護ですが、カウンセラーにとって大切なことは疑うより先に言動を信じることではないかと思っています・・・。

とんでもない嘘をついてしまったことを誰かと共有したい、何が嘘で何が本当かわからなくなった、なんていうときも、ぜひ学生相談所のご利用を検討してみてください。

ではでは。