思いついたときに、あえてゆっくり何かをやってみることにはまっています。
たとえば、帰宅時の通勤路をいつもの3倍くらいの時間をかけてゆるゆると歩いてみる(朝は必死でそれどころではありませんが)。空の色や路辺の草花、木々を眺めたり、グラウンドから聞こえてくる運動部の練習中の声に耳を傾けたり、キャンパス内を通過するだけでも、気づかなかったことに意識が向き、たくさんの発見があって楽しいものです。
またあるときは、休憩時間の手洗いをじっくり念入りにやってみることもあります。ハンドソープの泡を立てて指を1本1本、手の甲や手首までを丁寧に洗ってみたりします。
目の前のことただひとつに集中している感覚が、慌ただしい時間の中に落ち着きを取り戻させてくれるのかもしれません。穏やかだったりすがすがしかったり好もしい気分になりますよ。