学生相談所

こんにちは。カウンセラーの伊藤です。

最近すっかり寒くなり、布団から起き上がる難易度が高い時期になってきましたね。

かくいう私は、スマートフォンの目覚ましのスヌーズ機能を何度もクリックしながら、

「あと5分…」「〇時までならいける…」と誘惑と戦うことが増えています。

 

皆さんは、毎日の生活のなかで「やった方が良いのはわかるけど、中々腰が上がらない」

ということはないでしょうか。

そういった先延ばし癖の対策として、色々なものが紹介されています。

 

1)タスク設定の工夫

真面目な方や優秀な方であるほど「完璧にやろう・しっかりやろう」と思う分、

時にはそれが自分の腰を重くさせることがあります。

もちろん完璧にやろうと取り組めている時は、そのままで良いのですが、

その思いがかえって動きづらくさせている時には、一時的に作戦変更をすることも

1つの方法だといわれています。

 

具体的には、あえてやりやすいタスクを設定します。

目安は「(感覚として)頑張らなくても8割くらいはできそう」と思えるタスクが

良いとされています。

たとえば、レポート課題に取り組む際に、「5分だけレポート課題のための時間を割く」

「とりあえずWordファイルを開く」というような感じです。

(その他参考:ポモドーロ・テクニック

 

2)環境面の工夫

先延ばしの原因の1つに、タスクに取り組む環境も関連しているといわれています。

誘惑やつい気が散ってしまうことが目につく所にある場合等です。

 

そういった場合には、自分が作業する環境設定もポイントになります。

たとえば、作業とは関係のないものはデスクの上以外にしまうことや、

自宅だとつい他の人の目がなくて他のことに取り組みやすい場合には、

図書館やカフェ等、作業場所を変える、

もしくは、誰かにやることを宣言する等周囲の人を絡めることも工夫の1つかもしれません。

(その他参考:集中対策

 

3)ご褒美の設定

人は、自分が行った行動の直後に本人にとって良いことが付随すると、

その行動が維持されやすいことが言われています。

 

良いこととしては、以下のようなカテゴリに分けられています。

  • 具体的なもの・活動   (例:好きな食べ物、ゲームをする)
  • 他者からの注目・賞賛  (例:人から褒められる、反応がある)
  • 身体感覚        (例:ふわふわ、さらさら)
  • 不快・嫌なものがなくなる(例:不安が減る)

 

この行動原理を活用して、その日のやることが終わった後に、

自分にとってのご褒美を設定するのも、腰を上げる工夫の1つとしていわれています。

1日のスケジュールを組む際に、楽しい活動の順番設定を工夫するのもありかもしれません。

 

もし試そうとされた時や試す中で困ったことがあれば、学生相談所も利用してください。

皆さんにとって、充実した季節となりますように。