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東大生が抱えるストレスとは?

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 大学に入るまで受験勉強でストレスを感じていた方もいると思いますが、大学に入学した後でもストレスと無縁ではいられませんよね。受験勉強では点数という明確な評価基準があり、「勉強ができること」がある種のアイデンティティとなる場合もあります。しかし、東大に入学した後では周囲がみんな勉強のできる人ですし、さらに就職など社会に出て行く上では「勉強ができること」以外の長所や経験が求められることがほとんどです。そのような中で、これまで持っていたアイデンティティが揺らいだり、周囲と比較して劣等感を覚えてしまったり、他のアイデンティティを見つけられなくて悩んだりした方が、相談に来られることもあるようです。

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また、大学生活そのものにもストレスの原因はひそんでいます。学部生にとっては進学振り分けや研究室決めといった、進路に関わる出来事にストレスを感じることもあるでしょう。クラスやサークルでは、進振り対策なども含め様々な情報が共有され、密なコミュニケーションが取られることもあります。便利には違いないのですが、インターネットを介した過密なコミュニケーションがかえって不安を煽り、ストレスになることもあります。

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大学院生になると、研究室の先生や学生との人間関係、評価軸が研究者としての能力だけになってしまうことへの戸惑い、就職か進学かの選択など、新たなストレス要因にさらされることになります。 こうした環境にあって、一部の東大生は完璧主義に陥るあまり、自分が望むような成果を出すことができずに悩む人もいるようです。

ストレスが溜まると、どうなってしまう?

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悩みや疲れ、ストレスによって心身に様々な影響が生じます。例えば、悩み事は「考えないようにしよう」と思えば思うほど考えてしまうものですし、寝付けないときに「眠らないといけない」と考えれば考えるほど緊張感が高まって眠れなくなってしまいます。夜更かしや朝寝坊など睡眠のリズムが崩れて大学に行けなくなり、行けなかったことでさらに行きにくくなるという悪循環に陥る場合もあるでしょう。

少ない睡眠時間で何とかやっている人や休日に寝だめをして調整している人もいるかもしれませんが、最適な睡眠時間は人によって違いますし、休日に寝すぎると日曜日の夜にあまり眠れなくなり、週の前半に調子が出なくなってしまいます。

また、睡眠時間が極端に少ないと「うつ」のリスクが上がります。「うつ」の症状としては、気分が落ち込む、意欲が下がる、集中力が落ちるなどの精神的な症状が広く知られています。しかし、影響はこれに留まらず、疲れやすくなる、免疫力が低下して風邪をひきやすくなり、他の病気にもかかりやすくなるなど、身体的な症状を引き起こすこともあり、心身全体に影響が出てきます。

ストレスに気づいたあなたにできること

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日頃運動不足だなと感じている人には、まずは〈運動すること〉をおすすめします。サークルからの引退や多忙な研究活動などに伴って、学年があがると運動量は不足する傾向にありますが、適度な運動を欠くと精神的な健康度も低下しがち。散歩やストレッチなどの簡単なエクササイズでも十分効果はあります。ストレスがたまっているな?と感じたら、できるだけ身体を動かすように心がけてみてください。

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不規則な睡眠時間・寝不足も、ストレスにつながる大きな問題点です。睡眠には個人差があるので、みんながこの睡眠時間でやっているから、と無理をすると調子を悪くしたり、「うつ」につながってしまうことも。休日に、平日の睡眠時間プラス3時間以上寝てしまうようであれば、平日の睡眠時間が足りていない証拠です。自分にあった睡眠時間とリズムを見つけてみてください。

あまりにストレスが強すぎて負担だと感じる場合には、自分の今いる環境を見直してみるということも大切です。ストレスを減らすためには、自分を変えて周囲に適応する、というだけでなく、環境自体を変えてしまうという手もあります。努力して苦手や逆境を克服するのはよいことですが、それと同時に、自分に向いていることを選択して、ストレスを軽減するように環境そのものをコントロールしていくという選択肢があることも、つねに心の片隅に留めておきましょう。

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そしてもちろん、自分で悩みを抱えるのではなく、何かストレスを感じたり、気にかかることがあったら、まずは相談すること。信頼できる友達、両親、恋人、先生等々、頼れる人に相談することは、ストレスを減らすとても大事な手段です。

もちろん、学生相談ネットワーク本部ではいつでも相談を受け付けています。学校に行くのが大変、授業についていけない、学科の中で孤立している…など、どんなことでも構いません。こんな些細なことで相談したらいけないかな、と考える必要は全くないので、少しでも悩みを感じたらぜひ、お話を聞かせてください。

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